はじめに
ひょっとして口がくさい
ひょっとして、口がくさい?スメルハラスメントという言葉もいつぞやから出てきましたが、集団生活を行う以上は気になる次第ですね。
オフィスでも学校でも、会話をする場合に人と人の距離は近いので、口がくさいことはスムーズなコミュニケーションを妨げる要因になります。
こちらが話したときに、相手の眉間にシワがよるタイミングがあったり、口角に力が入ったり、さり気なく顔をそらされたりしているなら、クサイと感じられているはずです。
ひょっとしたら、話し方がムカつくなどの感情かもしれませんが、今回は口がくさいと思われた体で話を進めようと思います。
会話と口臭問題
集団生活を送る上で避けることのできない口臭問題。
すべてチャットでコミュニケーションを済ませることができたり、喋らないキャラクターで済ませてしまえるなら、この問題は解決できるかもしれませんが、現実としてそれはなかなか難しいでしょう。
コミュニケーションを円滑に行う上では、どうしても会話が必要になってきますが、そのタイミングさえ口がくさい状態を避けることができればよいのです。
シンプルな口臭対策を
口臭を避けたいものの、なんやかんや面倒臭いので、基本的に簡単でシンプルな対策を用意したいと思います。
コミュニケーションを取るために会話しているというシチュエーションを想定してください。この記事では、会話の際の口臭問題に対してシンプルな対策をとります。
口臭対策はできるだけシンプルに
シンプルな口臭対策
シンプルな口臭対策、それは、ペットボトルや水筒のお茶を毎日1本を目安に飲むようにすることです。お茶は何でも構いませんが濃いほどよいです。
緑茶、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶、番茶、などが口臭予防の味方です。
糖分を含む飲料やお菓子を口に入れたあとや誰かと話すまえには、口をすすぐように飲みます。これだけです。
喉を潤すというより、口を潤わすのが目的なので、喉にダイレクトに流し込まずにいったん口に含ませるイメージです。そうすれば、簡単に口臭を抑えることができるはずです。
シンプルにできることはこれだけです。つまり、口内を潤いが新鮮な状態に保つことを意識するだけです。川の流れと同じです。滞った沼は青臭いもの。
他にも口臭ケア製品を使ったり、ガムを噛んだり、継続的に行いやすいものが他にもあるなら更に活用すればよいですし、歯磨きをこまめにできる環境なら歯磨きすればよいです。
しかし、ガムを噛むなどは、相応しくないタイミングなどもあるでしょうし、口臭ケア商品はコストがかかりがちですし、歯磨きは何より面倒ですし、どこでも確実に行えてコストパフォーマンスが高いのは「お茶を飲む」という行為かと思います。
どうしようもない場合
なお、口がくさい状態が、体調不良や病気からくるものであれば、お茶を飲んだり、口臭ケア商品を使ったりなどでのニオイ対策は確実に焼け石に水です。
医療機関を受診したり、日々の健康ケアが何より重要になってきます。原因は胃、肝臓、腎臓、栄養不足、歯周病、などでしょうか。
ちなみに、寝起きやお茶が飲めず口が乾く状況は、小手先の対策は無理なので、パソコンや何かしらを触りながら誤魔化しつつ、できるだけ相手の方を向かずに話したり、頷いたりボディランゲージでしのぎましょう。
身近なものを意識して飲むだけ
お茶を飲むだけ?お茶ならいつも飲んでいるよ、という人もいるかもしれません。
普段、お茶を飲んでいない人は、試しにペットボトルのお茶を飲むようにしてみてください。
普段、お茶を飲んでいる人は飲み方を「喉を潤す」から「口を潤す」に意識を変えてみてください。
きっと、大丈夫。
これでも、相手の眉間にシワがよるなら、小手先対策は忘れて日々の健康ケアが必要ですし、そもそも嫌われているかもしれません。
対策としてはシンプルな対策なのですが、お茶は馬鹿にできません。お茶に含まれる成分が口臭対策にふさわしい成分なのです。昔は薬として重宝されるくらいの成分なのです。
緑茶にはカテキン(タンニン)やクロロフィル、烏龍茶にはカテキンやポリフェノール、紅茶には紅茶ポリフェノールが含まれています。
また、サポニンやフッ素なども含まれており、これらは、口内を淀ませる原因である歯周病菌の育成を抑制する効果があるそうです。
特に大きなデメリットもない
体感としても、お茶を飲んだあとは口がさっぱりしますね。オレンジジュースなどのフルーツジュースは後味が気になるので、それらを飲んだあとはお茶でうがいするかのように口内を洗い流すようにお茶を飲んでおくといいですね。
お茶は水筒で持っていってもいいですが、コンビニやスーパーで購入するお茶を飲んだほうが、成分が濃いので効果が大きいと感じます。
煮出しのお茶パックでは、経済的に適切な量だと口臭予防としては微妙な気がします。それでも飲まないよりマシですが。
ただし、お茶には注意点もあります。お茶に含まれるカフェインです。カフェインには緊張作用があって目が覚める効果があるのでこれは仕事では問題ないですが、もう一つの作用として利尿効果があります。トイレが近くなるというデメリットもあります。
とはいえ、エナジードリンクやコーヒーに比べると半分くらいのカフェイン量です。カフェインが気になる方は、ほうじ茶の一種である番茶や麦茶などでもよいかと思います。
さいごに
気にし過ぎはよくない
口臭を気にしてしまうと、円滑なコミュニケーションが取りづらいです。ある程度のケアはエチケットとして必要なものの、必要以上に気にするとまともなコミュニケーションが取れません。
また、あれこれと対策するのも面倒なので、誰かと話す前はお茶を口に含み潤わすだけにします。大量に飲む必要はありません。あくまで潤すのが目的です。
こういったシンプルな対策は取りつつ、それでもクサイ場合は許容範囲なら諦めたり、強烈な場合は治療するというのがベターな選択ではないでしょうか。
原因が口にあるとは限らない
本当に問題ある場合は、口臭という観点ではなくて、どこか体が悪い可能性があるので、医療機関を受診したほうがよいでしょう。
また、会話の距離感よりもさらに近い距離感、恋人や格闘技の組み手などの距離感は対象外です。そのシチュエーションは本来持つ口臭レベルで闘うしかありません。我慢が大事ですね。
となると、口がくさいのを気にするなら、日々のヘルスケア、医療機関の受信が必要なアクションになってきますね?
自然に習慣に組み込むこと
さあ、これからは毎日1本のお茶を机やかばんに準備しておきましょう。もうすでにそうしているという人は、口を潤わすというイメージでお茶を飲むようにしましょう。
もしくは、探せば画期的な商品がいつか発売されるかもしれません。まあ、ほとんどアタリに出会うことはなさそうですが。なので、身近なモノに今一度目を向けてみては。