占い?適性を見つめ直し自己分析と行動に使えるなら使おう

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占いというもの

日々のエンタメや息抜きの占い

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あなたは占いを楽しんだりすることありますか?あらゆるところで占いコンテンツは存在していますね。自分に都合の良いように解釈しつつ、自分の行動を見つめ直す材料にしつつ、コミュニケーションのきっかけとしつつ、日々のエンタメとして息抜きとして楽しむときもあるかもしれません。

テレビのコンテンツなどでは星座占いなどがポピュラーですね。初詣などでのおみくじでは大吉や大凶を引いて仲間とキャッキャするシーンもおおいに想像できます。どんな占いにせよ、良い運勢なら存分に受け入れられますが、悪い運勢は頑なに受け入れたくないものです。

それでも、出た結果をもとに、自分の行動に結びつけて分析して、良い結果へ繋がるように仮説を立てて、変化が必要な行動や対策が必要な行動を行っていく。そして、行動を見つめ直して反省する。おや、これは……ビジネスでよく使うPDCAになってくるのではないでしょうか。

占いは役に立つのか

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占いは役に立つ側面もあります。占いはくだらない根拠のないものだと、日常から切り捨てるのも無駄がなくて合理的です。それでも、心のどこかで占いの結果を気にしたりしてしまっているのなら、いっそ自分の生活を面白くするように使ってみてはどうでしょうか。

占いは、迷える人々の心の支えや決断の後押しとして昔から存在している精神安定剤やパフォーマンスです。占いで出た結果には面白い点もあります。府に落ちない点もあります。それでも、占いの結果を目にしてしまったとき、自分がその内容のどこに納得し、どこに違和感を感じ、どこに怒りを感じ、どこに悲しみを感じ、どこに喜びを感じたか、その感情が自分を測る材料として使うことも可能です。

占いの結果をただ見るだけではなく、その結果に対する自分の感情も見つめ直すことで、自分の適正を図ることにも繋がります。いわば、自己分析の1つとして使うこともできるのです。そのような時間があったら、やるべきことは他にある気がしますが、適正判断のために占いの結果をどう分解していくかについて考えていきましょう。

占いと向き合ってみる

占いは信じないのが基本スタンス

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占いの向き合い方として大事なことは「信じたければ信じる。信じたくないのなら信じない。」です。良いことも悪いことも。占いを取り入れるのはOKですが、占いに取り入られるのはNGです。占いの結果をもとに、自分自身を良いようにコントロールできるなら取り入れてもいいです。

逆に占いに振り回されて、自分自身で行動をコントロールできなくなっているのなら、取り入れないほうがいいです。自分で自分を判断できなくなってしまったり、遊びやライフハックの範疇を超えて他者にまで押し付けるようになったら迷惑ですし、人間関係が良好とはいえない状態になってしまうのではないかと思います。

占いに振り回される様がネタっぽくなって面白ければ悪い印象を与えませんが、概ね占いを軸に行動している人の周囲の人は困ることになりがちかと思います。行く方向とか、ラッキーアイテムとか、パワースポットとか、変なツボやペンダントの販売とか。明らかにおかしいロジックで行動しだしたらまずいでしょう。

占いを信じたくないけれども

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仮にあなたが、占いの結果を本当は信じたくないのに、ついつい信じてしまう部分があって、デメリットを感じているのなら、取り入れないようにしなければなりません。あらかじめ占いに関する情報をシャットダウンできるようにしておきます。

例えば、朝のテレビを見ない。街角の占い師は全力スルー。仮に知人に占い師がいても気軽に占ってもらわない。占いコンテンツは無料だけと決めておく。試すのはギャグ要素が強いものだけにしておく。占いに傾倒する人と距離を置く。別のことで忙しくする。などでしょうか。

しかしながら、自分に都合のよい情報だけ取り入れて都合の悪い情報はスルーできる強者はいいですが、そうでない弱者はある程度の理屈での対策は必要です。つい目に入ってしまったとき、流されてしまったときのための対策として、そういう結果にはどういった根拠があるか?ということを問い詰めておきます。

占いというものを知っておく

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まず、人間の脳は法則を求めて出来事を結びつける傾向にあり、偶然に合致した出来事の方が強く意識に残るということを知っておくことが基本的な準備です。「〇〇したときに限って△△だよ〜。」というセリフを聞くことがあるでしょう。実際に出来事のデータを取ったとしたら確率は高くはないものの、印象が強く残って法則のように捉えてしまうのです。これを確証バイアスといいます。確証バイアスについて詳しく知りたい人は別タブを開いて検索してみてください。

そして、占いの結果として出た事柄は、概ね多くの人に当てはまることになっているものですが、「これは自分のことだ。」と自分のことだけに捉えてしまいがちなのが我々人間です。これをバーナム効果といいます。バーナム効果について詳しく知りたい人は別タブを開いて検索してみてください。

仮に結果が当たったとしましょう。結果を知ってから実際に出来事が起こるまでにはいくらかの時間があるはずです。その間にどれだけの行動を起こしているでしょうか?良いことが起こると思って行動すれば、良いことが起こりる(実際には良いことが目に入る)ものですし、悪いことが起こると思って行動すれば、悪いことが起こる(実際には悪いことが目に入る)ものです。

無意識下でも占いの結果を意識しつつ、結果は自分が起こした行動が呼び寄せるものなのです。現実的に考えても適切と思える行動が、たまたま占いの結果だっただけで、占いの結果に自分の行動を寄せていった結果が現実として実現されただけのことなのです。何も行動を起こさなければ何も変わらないでしょうが、行動を起こさないで出た結果も占いの結果に都合よく結びつけてしまっているものなのです。

人間の特性を心得たら次は占いのタイプについて考えていきましょう。占いのカテゴリとしてざっくりと分けるとしたなら、目に見えないものを中心に診断するものと、目に見えるもので診断するものに分けられるでしょうか。

占いのざっくりとしたタイプ分け

目に見えないもので占うもの

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目に見えないものを中心に診断するものは、占い師のセンスやテクニックに委ねる部分が大きいスピリチュアル寄りのものですね。例えば水晶を使ったり、タロットを使ったり、目に見えないチカラを発揮するものです。どちらかというと悩み相談が入り口のカウンセリング要素が大きくなると思われます。

心が弱ったタイミングで誰かにすがりたい、努力だけではどうしようもない、運に頼る要素が大きい、などの苦しみからスピリチュアルは始まりますが、基本的に自分で考え責任を取るのは人間しんどいので、すがれる相手ができたときに思考停止に繋がりがちです。

目に見えないとはいうものの、一種の営業活動みたいなもので、あらかじめアプローチする人の身辺情報や属性、求めている答えである需要を考慮します。そして、占われる人の属性情報から、人間の基本的な悩みである「金・仕事」「健康」「人間関係」「罪悪感」という悩みマニュアルからどうとでも捉えられるアドバイスやパフォーマンスから取っ掛かりを作り、相手の反応や身なりなどからさらに情報を引き出し、どうとでも結果を捉えられるアドバイスやパフォーマンスを提供するのです。

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タロットやおみくじやに関しては、カードゲームやガチャのような1つの運ゲームなので、結果自体はランダム。日常の出来事のなかで、タロットやおみくじで出てきたものを先ほど出てきた確証バイアスやバーナム効果を発動させて脳内で結びつけるだけです。何かしら結びつく要素はあるはずです。あなたの毎日はそんなに空っぽではないはずです。

もし、おみくじを引いたとして「大凶」を引いても特に何事もなく日々を過ごすものですし、逆に「大吉」を引いても踏んだり蹴ったりの日々もあるでしょう。しかし、意識できません。悪い出来事が起こったとき、大凶を引いていたという事実があったときだけ、意識に刻み込まれます。そういうものです。

占いをビジネスとして見てみると、「その言葉を待っていたぞ!」という言ってほしい言葉を提供するサービスです。「大丈夫、心配ないよ。」というような言葉や自分でうっすら思っている自尊心や不安を他の誰かに言ってもらうサービスなのです。音楽の歌詞でもよく耳にしますね。何とか身近な音楽や仲間や自分自身で「大丈夫」と言える状態にしましょう。

これらのことは、ランダムの結果や、誰にでも共通して起こり得る結果をベースにするため、「自分に対する結果」としての根拠はありません。結果はそこらへんに転がっているお悩み相談と同じもので、自分の頭で言語化できていないことを代わりに言語化してもらう、自分で都合よく関連付けるというテクニックが主体です。

そのため、信じる根拠はないものといえるでしょう。根拠があるように感じたとしても、占い師や占いコンテンツのプレゼン能力が高いということにつきます。根拠がないはずのものを信じてしまいそうになるほどの弁舌やマーケティング力を備えているので、距離を置いたほうがいいことは明白です。

目に見えるもので占うもの

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目に見えるものを中心に診断するものは、自分の特性をデータベースのような判断基準に当てはめて診断するものですね。例えば手相だったり、夢占いだったり、姓名判断だったり、血液型診断だったり、です。Aの特徴を持つ人はBの結果になることが多かった、Cの結果が起こる人にはDの特徴があった、という伝聞や観察を蓄積した記録が存在してそれをもとに自分を分析するものです。

方向性としては適性検査に近いといえば近いので、根拠は少なからずあると言えますが、しっかりとした根拠ではないと思います。なぜなら、手相も夢占いも姓名判断も血液型診断も占星術もその他も、流派が存在したりと解釈の余地が大きいからです。つまりは、ご都合主義な面が大きいと言えるでしょうか。

適性検査などは自分の行動を思い出して回答することによって、あらかじめその回答をした統計的に必要数の人間の特性をもとに結果を導き出しますが、占いカテゴリにあるものはデータが乏しい、データが不明瞭である、解釈が強引である、解釈の余地がある、という点が根拠が弱くなるポイントです。

なぜその人の特性が手相として現れてくるのでしょう。それは、手は脳と密接に関係している人間の器官であり、手のシワは脳の使い方や日頃の活動と関連して現れてくるという面があるかもしれません。カナダの脳外科医ペンフィールドのホムンクルスが参考になります。手相にこのことを当てはめるのはあくまで個人的な仮説です。

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夢占いは心理学の延長として説明できそうな面があるかもしれません。夢分析についてはフロイトやユングの分析が参考になります。自分の中の攻撃性や性欲や不安など、諸々の深層心理があるかもしれませんが、単純に脳内の情報を整理しているときの刺激の範疇を超えない気がします。トイレに行きたければトイレの夢を見るものです。

姓名判断は名前に意味があるのではなく、そういった名前をつける親の考え方のほうに意味があるのではないでしょうか。無難な名前か、人気の名前か、キラキラした名前か、姓名判断を意識した名前か、名前を決めるに至った親の考え方は、親子なので子供の資質にも影響を及ぼします。何より名字で割と決まってしまいますし、藤原氏の末裔は皆似たような性格でしょうか?仮に似たような性格だとしても、名前よりも環境が大きい気がしますね。

血液型診断については、「血液型による気質の研究」がもとになっています。免疫の面から性格に微妙な影響くらいはあるかもしれませんが、自分の場合はA型B型O型AB型すべて言われたことがありますし、嘘をつこうと思えばつけると思います。真面目にコツコツA型。気分屋B型。アクティブO型。不思議なAB型。まあ、今置かれた環境で自分が発揮する特性は存分に変わってくると思われます。

占星術は、同じ日に生まれた人は同じ特性を持ってしまうという理論になってしまいます。世界を想像してみましょう。はたしてそうでしょうか?干支にいたっては、同じ年に生まれた人はすべて同じ特性を持ってしまいますね。どちらかというと、ゆとり世代だったりその世代における外的要因が行動に影響が大きい気がします。

これらの占いにはそれなりの理論はありますが、ある程度は関係あるかもしれないけど、結局は個人の努力や考え方次第なのでは、と思いますし、貧富の影響が大きいのかもしれません。占いの結果を受け取るときには、存分に確証バイアスやバーナム効果の影響を受けていると思われます。

もし、本人の努力ではどうしようもない結論になりがちで、不安を煽って何かを買わせるというスタイルになっているものがあったとしたら、強力なダイレクトレスポンスマーケティング手法を使っているので、これも出会うことを避けたほうがよいです。失敗する前にマーケティング手法を勉強しておくとよいかもしれませんね。

占いの結果をどうする

占いの結果にどう思ったか

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さて、いろいろな占いについて根拠を考えてみましたが、それぞれ根拠は乏しいものと思っておくのがよいでしょう。信じるとしても、自分なりに仮説を立てて取り入れるのがよいでしょう。

自分が毎日を選択するときには、感情や理想や可能性、リスクなどを考えて、日々の行動を選択しているはずです。あくまで、その思考を補強したり見つめ直したりするためのプラスアルファとして捉えるのがよいでしょう。

そして、大事なのはこれからです。

結果を見た自分の感情を見つめてみましょう。

占いの結果を受けたときに何かしらの感情が湧くかと思います。この感情について私は仮説を立ててみました。自分がその内容のどこに納得し、どこに違和感を感じ、どこに怒りを感じ、どこに悲しみを感じ、どこに喜びを感じたか、その感情こそが自分を測る材料です。

「納得できる部分があった点」は、自分が認識している自分の好きな特性で、周囲の人にも認知されているものではないでしょうか。これは、欠点であったとしても日頃から自覚しているけれども改める気がない特性です。

自分の日々の立ち回り用のキャラクターとして活用しましょう。これをもとに、関係を構築するとスムーズですし、他の人では許されないことも許されたりします。また、説得力にも少なからず影響する部分です。日頃の自己分析がリンクしている部分ですね。

「違和感を感じた点」は、自分が認識していない自分の特性で、周囲の人にも認知されていないものではないでしょうか。これは、まあ占いで言うところのハズレです。それとも、自分も他人も気づいていない大いなる力が我にはあったのか……かもしれませんが、確率は低いでしょう。

無視してよいです。他の感情が湧いてくるまでは放置で良いと思います。心に余裕があるときは、哲学的思考としてこの違和感に向き合ってみるのもよいかもしれませんが、概ね時間はないもの。他の感情に比べるとスルーでよいでしょう。

「怒り、不快感を感じた点」は、自分が認識していない自分の嫌いな特性で、周囲の人には認知されているものではないでしょうか。基本的に、人間は図星なポイントほど不思議と怒りが湧いてきてしまいます。認めたくない欠点とも言えるのですが、それは自身の過去の経験や肉親の観察からよくない結果を引き起こしがちだったからでしょう。

「悲しみ、虚無感を感じた点」は、自分が認識している自分の嫌いな特性で、周囲の人にも認知されているものではないでしょうか。自分で欠点と認識しているものの、改善が難しく状況によっては顔を出してしまうと認識している特性になります。

怒りや不快感というステップを終えたらこの状態になるかもしれません。この特性は環境を工夫して顔を出さないようにしていけば、ストレスフリーな毎日に向かいます。

「喜びを感じた点」は、自分が認識している自分の好きな特性で、周囲の人には認知されていないものです。自分の本来の力を出したい、最大限の力を発揮したい、理想を形にしたい、などの欲望が隠れています。これから自分が望んでいる未来を選択するときに、必要と思っている特性とも言えるかもしれません。ということは、周囲の人にも認知させていく必要があります。

占いの結果を活用する

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占いの結果を活用するとしたら、重要な感情は「怒り・不快感」「悲しみ・虚無感」「喜び」です。これらの感情を自覚して「悲しみ・虚無感」「喜び」から自分の日々の改善に役立てていきます。

怒り、不快感を感じた点は、まず自分の心が受け止める必要がありますので、感情が悲しみや虚無感になるまで自分の行動を思い返して分析してみてください。自覚できてくると、不思議と怒りが悲しみに変わってくると思います。変わってこなければ、経験を重ねて時を待ちましょう。この状態に変わってくれば次のステップに進めたと言えるでしょう。

次のステップに進んだら「悲しみや虚無感」の抑制や回避を考えていきます。特性は表裏一体。いま悲しみや虚無感を感じる特性は結果に結びついていません。だから悲しいのです。もし少なからず納得できる結果に結びついていたら「納得感」だけで「悲しみ」にはならないはずです。

どうすれば、自分の特性を成果に結び付けられるでしょうか。現代社会では特性が全く発揮できないのでしょうか。そうであるなら、どうすれば抑制することができるでしょうか。転職でしょうか?独立でしょうか?気持ちの持ちようでしょうか?何かを諦めることでしょうか?

それと並行して行うことは「喜び」の強化です。これを、喜びを感じている場合ではないようにしないといけません。納得できる部分に変えていく必要があるのです。喜びを感じているということは、その状態は実現できていないということに他なりませんので。

喜びを感じた特性を存分に発揮するには、自分に何が足りていないのでしょうか?専門スキルでしょうか?コミュニケーションでしょうか?専門スキルを得られない理由は何でしょうか?コミュニケーションを取れない理由は何でしょうか?失敗が怖いからでしょうか?失敗しても大丈夫な環境があればよいのでしょうか?どうすればその環境が手に入りますか?

さいごに

心もとない毎日だからこそ

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仕事でも学業でもプライベートでも、結果が出ない時期が長く続くと苦しいですしモチベーションも維持しづらいものです。それでも進まなければならないときに、心のカンフル剤としてくらいは役に立ちます。その時期も挫けずコツコツと行動を積み重ねていくためなら、占いでも何でも活用していけばよいのではないでしょうか。

自己マネジメント法として取り入れればよいと思いますが、一喜一憂したり振り回されて現実での対策がおざなりになってしまうのなら、やめておいたほうがいいのではないかと思います。まあ、それでも収入や人間関係が良好ならいいのかもしれません。楽しい日々なら。

メンタルが破壊寸前で占いで救われるとか、占いに頼った結果幸せなら良いのかもしれませんが、占いを全面的に頼っている人が客観的によい状態かと言われると微妙な気がします。本来耳を傾けるべき身近な人や正しい人の言葉ではなく、占い師の言葉に変わっていってしまう気がします。

自分が自信を持っているものは結果もよいですし、自信を持っていないものは結果も悪いです。ということは、占いでわざわざ結果を見る必要もありません。星座占いは大体良い結果になると思っていれば良い結果になるものです。たまたまその時結果が悪くてもすでにラッキーアイテムを持っていたりするものです。

どちらかと言うと、気にしてしまう占いのほうが悪い結果になるのかもしれませんね。もし、悪い結果出ても面白いじゃん、と思っているものは悪い結果が不思議と出ないものかもしれません。

目にしたからには活用

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何にせよ、自分なりのロジックやルールをしっかり持って、自分で判断することが大事ではないでしょうか。少なくとも、自分が納得できていない、現状が納得できていない、などの不満があるのなら、現実的な対策を1つ1つ処理していかないといけないのです。

占いの悪い結果でやる気をなくすならその行為は無駄だと思います。たとえ占いが良い結果でも努力しなければ腐るだけだと思います。解釈の余地が大きいということは、自分の頭で考えて、悪く解釈したほうが良いところは悪く解釈して自分を戒め、良く解釈したほうが良いところは良く解釈して自分を高め、毎日を楽しく生活するためのバイブルとするのが何より大事なことです。

「〇〇のオーラをまとったあなたは人を支えるタイプです★」みたいな結果が出たとしましょう。これを知れたとして、「人を支えるタイプ」という在り方を履き違える捉え方をしてるようならもったいないのかなと思います。

「人を支える」というのはものすごく大変で、支えられる人よりも能力が上回っていないといけない部分があるものです。人を支える方面で勉強をする方向に働くなら良いのですが、前に出られない自分を慰めるだけで終わるのは良くないです。「人を支える」と「人の後ろをついていく」は全くの別物だということです。

自分の本心に気付き、必要な対策に気付き、理想に向かっていきましょう。

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