歯磨きをしっかり行うことは面倒だが大事なことだ

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歯を食いしばる日々の中で

忙しい日々

私は今、忙しい日々を過ごしています。他の人からすれば大したことがない日々かもしれません。忙しい忙しいと言っている人は自己管理が上手にできていないことの証明だとなにかで見た気がするので、単に仕事ができないだけなのかもしれません。

それでも、昨日の夕飯を思い出すのに時間がかかったり、さほど重要でないことでも、すぐに思い出せなかったりすると、個人的には心を亡くすことが多いと感じます。これは、忙しい日々を過ごしているといえるでしょう。

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歯に悪い癖

さて、忙しい日々を過ごしていると、くたびれた心や体を奮い立たせ頑張ろうとして、受け続けるストレスに耐えようとして、無意識下で歯を食いしばってしまうものです。

なお、歯を噛みしめるときの衝撃は100Kgぐらいかかってしまっているようで、そのような圧力が定期的に続くことで歯が欠けてしまったり、歯茎を痛めてしまったりします。

私も過去に歯が欠けてしまっている箇所があるのですが、これは、寝ている間の歯ぎしりやPC作業時の無意識な歯の食いしばりが原因かと思います。そんな私の歯の欠けてしまっている箇所は、今やさしく詰め物がホールドしています。

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ポロリと取れる銀色の固形物

忙しいから歯を食いしばる

私は今、忙しい日々を過ごしています、と先程書きました。忙しいゆえに歯を食いしばり、忙しいゆえに溜まった疲れは歯ぎしりを誘発し、忙しいゆえに無意味に歯をカチカチさせ、自分では気づかないうちに歯に大きな負担をかけ続けていたのでしょう。

そのような日々のとある1日。食事を終えて爪楊枝という10万年以上も太古の昔から存在する発明品で歯をメンテナンスしていたときのことです。歯の間をツィッ、ツィッ、と挟まったものを処理していた次の瞬間でしょうか。ピーンという音とともに、口の中に重量感を感じました。

歯に違和感

「おや、何か歯に挟まっていたのかな?」とりあえず私は口の中にある重量感を感じる何かを、3枚ほど取り出したティッシュペーパーに吐き出しました。「ん、なんだこの黒いものは・・・まさか。」

そう、詰め物です。違和感があった口内を舌で触ってみると、ポッカリと歯に穴が空いているではありませんか。

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歯医者に行くというタスク発生

何気ない行動と歯の詰め物

何ということでしょう、かつての治療箇所の詰め物が取れてしまいました。残念なことに明日は週の初め月曜です。憂鬱な月曜です。エネルギーが必要な月曜です。それにもかかわらず、何気ない日曜夜の爪楊枝が面倒なタスクを発生させてしまいました。

しかも、業務が立て込んでいる状況なので、なおさら憂鬱です。歯医者に行けるであろうタイミングまで5日はかかりそうです。そう、次の土曜です。あぁ、軽い気持ちで、爪楊枝を歯の間をすくい上げるように走らせてしまったばっかりに!

かつての治療と訪れる歯のトラブル

ちなみに、歯の詰め物が取れるということは、何かしらのトラブルが口内に起こっていることでしょう。歯の詰め物が変形してしまっていたり、歯が削れてしまっていたり、詰め物をした箇所に虫歯ができていたり、何かしらのトラブルが起こっているのかと思われます。自分も、歯の詰め物が取れてしまった箇所を見ると、若干虫歯ができてしまっていたようです。

これまで歯医者に行くタイミングとしては、虫歯になってしまったり、歯が欠けてしまったり、虫歯かどうかわからないものの歯に違和感を感じたり、何かしら放置しにくい状態になったときでした。

それでも、かつての虫歯はすべて治療を済ませ、大人になってからは確実に歯磨きをするようになっったため、虫歯になる機会も減っていましたが、残念なことに、一度治療を施したその場所で再びトラブルが起きてしまいました。

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歯医者に行くまでに

歯医者を探すのは億劫

とにもかくにも、もう一度歯医者に行くことになってしまったので、先延ばしにしたい気持ちもありますが、早めに処理しておきましょう。

仮にぽっかり開いた穴を放置してしまうと、神経まで影響が出たという話もあるため、より面倒なことにならないために早めに手を打たなければなりません。丁寧な歯磨きを小さい頃から習慣化していれば、こんなことにならないのは言うまでもありません。

さて、その歯医者をどこにするか決めるのが、また億劫です。本当は、あらゆる観点から治療内容を考慮して歯医者を選ぶほうがよいのでしょうが、なかなかに面倒ですし、現実的に通うのは厳しい場所にあることが多いと感じます。

あと、プライベートで職場の人にはできる限り会いたくありません。ですので、職場の人とエンカウントする確率が少なそうで、最低限技術に問題なさそうで、定期的に通いやすそうな近所の歯医者をインターネットでピックアップします。

そうして、把握できる情報の中で判断して、可もなく不可もなくな雰囲気の近所の歯医者へ行くことにしました。

歯医者の予約は先のことになる

訪れる歯医者を決めたなら、次に予約を取らないといけません。仕事の休憩時間に予約を取る電話をしますが、そこまでハイテクそうでないにも関わらず、訪れようとする歯医者は予約でいっぱいなものです。

まあ、いつでも予約が取れるところは、それはそういうことなのかな、と心配なのでいいといえばいいのですが、予約がなかなか取れないのも困りものです。できる限り有給を使って平日に予約をしたいところですが、なかなか立て込んでいるのでそうもいきません。

私は今、忙しい日々を過ごしています、と冒頭で書きました。結局予約が取れたのは2週間後の土曜になってしまいました。

歯医者に行くまでの応急処置

歯医者に行くまでの期間、詰め物が取れてしまってぽっかり開いた穴をどうにかしないといけません。さて、どうしましょうか。とりあえず、取れた詰め物をもとにもどしてみます。スポッ……

どうやらもとの場所に戻りましたね。爪楊枝でCCしない限り取れることはなさそうな気配ですが、流石にこのまま生涯を終えることはできないでしょうから、あくまで一旦の処置として、元の場所に詰め物を戻して予約日を待ちます。

意外に大丈夫なもので、特に詰め物がなくなるなどのトラブルは起こらず、歯医者の日になりました。しかしながら、寝ている間に変なところに入ってしまうかもしれないので、あまりおすすめできる方法ではないでしょう。

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沸き起こる後悔

忙しいから億劫な歯医者

歯医者に行く日のことを考えると、やはり気持ちとしては億劫な気持ちでいっぱいです。なぜなら、普段慌ただしい日々を送っているため、土日の休みは自分のやりたいことをする時間を捻出できる貴重な時間だからです。

日曜だけが休みの人や、残業が終電間際の日々を過ごす人に比べると全然ましですが、そもそもそれは企業戦士すぎるのでワークライフバランス的に論外です。土日休みだといっても、やりたいことがある場合はそれでもやはり足りません。3連休くらいあってはじめて、有意義な休みが取れたと感じるものです。

そのような感覚のため、貴重な週末を歯医者に行く時間に割かなければならないとき、とても後悔しました。是非もなし。これまでの、私の生活習慣といえば、寝る前に歯磨きをすることをサボることがちらほらあったこと。

親知らずにしてやられた

また、親知らずが生えてきてからというもの、磨きにくい親知らずに限られた歯磨きの時間が取られてしまい、磨きやすいはずの場所のクリーニングがおざなりになってしまっていたこと。そうして思ったのです。しっかりと、淡々と、隅々まで歯磨きすることは大事だと!

当たり前ですね。

ただ、その当たり前のこと、抜かりなくできていますか?私は、できていませんでした。習慣として歯磨きを寝る前にすることはするかもしれませんが、どうしても手抜きになってしまったり、いまいち磨けていないなぁと感じつつも、時間がないからまっいっか、と終わらせていないでしょうか。

冒頭で書いたように、私は日々忙しいので、ついつい歯のメンテナンスを怠ってしまいます。あと、何より歯磨きする時間は楽しくないです。それもあって、歯磨きが丁寧でなかったのでしょう。

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歯医者での治療の際に考える

わりとすぐ来る歯医者の日

そうこうしているうちに、歯医者へ行く日がやってきました。日の経つのは早いものです。保険証を提示し、問診票に記入し、ソファーにもたれ、治療の時を待ちます。歯医者というものはやたらめったら待たされるもの、ということはかつての歯医者で頭●字Dを結構読めたことから学んでいます。

移動時間の相棒であるスマホを弄くり倒して時間を有効活用しようと思います。いざ、前傾姿勢でスマホの画面を覗き込むと、「〇〇さーん」と思いの外早いお呼びがかかりました。案内されるまま、スムーズに歯医者の椅子に座ります。どうやら、今回の歯医者はスムーズな歯医者のようだ……

やはり不安な気持ちにさせる歯医者

……治療を受ける最中というのは、歯の治療される箇所に意識を集中してしまうのも少し恐ろしいので、どこか別の空間に目をやったりするものです。子供時代のトラウマですね。

窓から外が見えたなら、のどかな景色に少し優しい気持ちになってみたり、歯科助手の制服がメイド服っぽいときは、院長の趣味なのかと思ってみたり、周囲の人の治療のやり取りが聞こえてきたなら、自分はそこまでひどい状態ではないと安心してみたり、設置されている器具が目にはいったなら、どのくらいの設備投資でPCのバージョンやスペックを想像してみたり、仕事で気になっていることが思い出されたなら、やり残した仕事やアイデアがないか思案してみたり、何かしら身動きの取れない治療中の暇をやり過ごすものです。

その中で、自分はなぜ歯磨きをしっかりできないんだろうとも考えを巡らせてみました。いい加減歯医者に行って口内をモゾモゾされるのは卒業したいところですし、1箇所の治療に1万円くらい支払うのもなかなかに痛いものですから。自分が歯磨きをしっかりできない理由としては後述するポイントになるでしょうか。

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実は難しい歯磨きというルーティンワーク

歯磨きという行為は面倒臭い

まず1つ、歯磨きという行為は面倒臭いという気持ちです。しっかり磨き残しなく磨こうとすると、15分はかかってしまいます。やりたいことがたくさんある中で、歯磨きという行為は別に楽しいわけでもなく、成長に繋がるわけでもなく、どちらかというと現状維持的な作業になるので、なかなかモチベーションが保ちにくいです。

車両のオイル交換もそれに近いものがあるかもしれません。自分は、そういったメンテナンスの類は、手を抜きがちだったような気がします。その時間は、調べ物や書類作成、勉強、趣味、睡眠に当てたいと思ってしまいます。

歯磨きという行為は難易度が高い

次に2つ、歯磨きという行為は難易度が高いと感じることです。多くの人が習慣として行っている歯磨きですが、個人的には正しいブラッシングというものの難易度が高いと感じます。正しいフォームで、正しいグリップで、正しい角度で、正しい強さで、正しい範囲で…と、一種のラケットスポーツかと思うくらいのポイントの多さ。

さらに、優しく歯に沿わせて小刻みに、ブラシのカカトで、ブラシの毛先で、入り組んだところは縦に、など個々人によって一概にいえない攻略法。何度か歯科医でブラッシングレクチャーを受けましたが、それを安定して行うことが難しいのです。

親知らずが生えてきてからというもの、歯磨きが尚更難しくなってしまいました。一日の終わりの疲れきったタイミングで、それらの注意点を守りながら歯磨きをすることは、自分にはとても難しいことのように感じました。

歯磨きという行為は無心で淡々と行わないと逆効果

そして3つ、歯磨きという行為は無心で淡々と行わないと逆効果になることです。歯磨きをするからには、もちろんしっかりと磨きたいものです。しかしながら、しっかり磨きたいからと力を入れすぎたりしてしまうと、歯ブラシの毛が寝てしまい、むしろ汚れを掻き出すことができません。もしくは、歯ぐきを痛めたりします。

気持ちを込めれば込めるほど、歯の汚れは取れないというジレンマが発生します。自分の場合は汚れの取りにくい奥歯の磨き残しに意識を集中しすぎると、終わってみたときに、他のところが微妙に磨ききれていない状態になっていたりします。淡々とバランスよく全体を磨く必要があるでしょう。

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歯磨きのクオリティを上げるには

歯磨きを簡単にする仕組み化が課題

自分が歯磨きをできない理由を考えた次は、対策が必要です。できる限り無意識に簡単にシンプルにできるようにすることが、自分の歯を守っていくための課題だと感じました。

頭を使わないとうまくできないことは、ひどく疲れていたり、他のことを考えていたらできない可能性が高まります。自分が上手にならないと合格点に届かないやり方は改めないといけません。

仕事でも同じことで、思考能力が落ちたときでもできるような仕組みを作ることが安定したパフォーマンスにおいて必要不可欠なことです。

歯磨きを簡単に安定化したい

自分の場合に当てはめると、意義を感じにくく面倒な気持ちが湧いてしまう状態を何とかするためには、歯磨きの時間を考え事をしたりしてアイデアを練ったり思考の時間にすることで、有意義な時間にすること。

あれこれとポイントを意識しないで済んだり、テクニックが必要な歯磨きから脱却し、歯磨きを簡単に行えるようにすること。磨きたいけど磨けない場所ができてしまうといった気持ちだけが先走らないようにすること。これらのことを意識して対策を立てる必要があるでしょう。

というわけで、考え事をしながらでも丁寧な歯磨きをするためには、テクニックが必要な歯磨きからの脱却が必要です。業務でパフォーマンスの安定性を考えたときには、行う内容が具体的でそのまま実行すればよいチェックリストを作成したり、情報管理や視覚化ができる便利なツールを活用したり、同じような作業を繰り返すものにはプログラム化したりすることでしょう。

神経を尖らして集中しないと80点のことができない、といったようなことはそもそも安定してできないというのが世の世知辛さです。

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歯磨きのクオリティを上げるツール

歯磨きも便利なツールが欲しい

歯磨きでのツールといえば、電動歯ブラシや水がノズルから勢いよく出るジェットウォッシャーでしょうか。他にも探せば色々あるかもしれませんが、口内メンテナンスの合理的なアプローチとしては、この2つになるのではないでしょうか。

電動歯ブラシは難易度の高い小刻みな振動を変わりに一定のリズムで行ってくれるものです。むしろ、手動よりもはるかに回数が多いです。使用する者として注意する点は、強く当てすぎないことと、角度など当て方だけになります。

特に親知らずなど磨きにくいポイントは、当て方と磨き方の両立が難しいため、そのうちの磨き方を電動歯ブラシが担ってくれることで、我々人類は歯に当てる当て方だけに意識を集中すればよいのです。これは、歯磨きの難易度を下げることに役立ってくれそうです。

歯磨きツールはどんなものがあるのだろう

ジェットウォッシャーは、ブラシだけでは取りにくい箇所でも強力な水圧によって、落としきれるようです。電動歯ブラシが、歯の表面を満遍なくキレイにするものだとしたら、こちらは歯の隙間や歯ぐきのケアに重点を置くものになるでしょうか。

他にも、マウスピース型の歯ブラシなどもあったりしますので、そういったものを自身の歯磨き習慣のクオリティを上げるためにも検討してみたいと思います。

それではまたの機会に。

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