汎用的に使える薬と関連する知識を調べてリストにまとめておく。

常備薬について考える

常に体調万全が望ましいですが、なかなかそうはいかないものです。そのようなときのため、必要なときにすぐ使えるよう、常備薬として持っておいたり、迷わず買う目星を付けておくことができれば生活の質が向上していくのではないでしょうか。

備えておく必要がある薬というのは、よく出くわす症状のものが優先度高いでしょう。それらをベースに自分の体質によって、適宜要不要を判断しておくとよいかと思います。

症状が重い場合、高血圧、妊娠中、子ども、アレルギー持ち、持病、服用中の薬あり、といった状態で安全を期す場合は、もちろんのことかかりつけ医や薬剤師に相談しておくことは前提としつつ。

一般的な薬の種類

薬の種類としては以下のようなものがあるかと思います。個々人の体質や持病によって、ある程度ストックしておかないといけないものは変わってくると思いますが、ざっくりとした把握はできるでしょう。

• 総合感冒薬（かぜ薬）
• 解熱・鎮痛薬
• 咳止め
• 胃腸薬（消化不良など）
• アレルギー薬・抗ヒスタミン薬（花粉症など）
• 外用薬（傷・虫刺され）
• 下痢止め・便秘薬
• 目薬
• 応急処置（絆創膏・包帯など）

総合感冒薬はその名の通り、いくつかの効果がある成分をブレンドして、風邪のときに現れる症状に対して対策しています。「解熱」「咳止め」に効く成分が各商品それぞれの配合量でまとめられているものです。

なお、薬に含まれている成分についてある程度の知識を持っておくとよいのではないでしょうか。そうすると、箱の裏を見たときに、大体の効果と強度が想像できるようになって便利といえば便利です。

また、何かしら副作用や不調が発生したとき、効果の感じ方と成分を結び付けて記憶しておけば、自分に合った市販薬も見つけられるのではないでしょうか。

以下は、厚生労働省にて医薬品の成分について整理されている一覧表と一般的な成分の作用についてまとめられていますので、一度見てみるとよいかもしれません。

厚生労働省：一般用医薬品成分の相対的リスク分類 -24-
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/01/dl/s0124-6h-02.pd

厚生労働省：主な医薬品とその作用
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/pdf/shikenc.pdf

厚生労働省：薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について（令和4年3月31日まで）
https://www.mhlw.go.jp/topics/2021/04/tp20210401-01.html

厚生労働省：知っておきたい　薬のリスクと、正しい使い方
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201310/2.html?utm_source=chatgpt.com

薬成分の一覧表

厚生労働省の情報を参考に、個人的に把握しやすいようざっくりした情報でまとめたものを備忘録として置いておきます。消費者としてある程度の知識を持っておいて、市販薬や医薬品を利用する際や購入する際の参考とできればと思います。

間違っている可能性は大いにあるため、参考にされる場合はざっくりとした把握用として利用していただき、もし詳細や正確性を求める場合は専門家の情報を参考にしてください。

または、購入した医薬品の商品名で検索すれば、成分表がwebサイトやPDFで展開されているはずですので、そういった情報を参考にして、商品ごとに比較して効能をイメージするとよいでしょう。

例えば、Aの商品とBの商品を比べて、「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」はAの商品のほうが多く含まれているから、効果は強そうだな、などでしょうかね。

複数の成分のバランスで成り立っているので、一概には言えませんが、ある程度の見通しは立つでしょう。ただし、生兵法は大怪我の基という言葉もあるように、過信はしすぎないようにはしないといけませんが。