今日も自分へご褒美
今日も自分へご褒美
今日もお仕事、お疲れさまです。仕事でエネルギーを使った後は、頑張った自分にはご褒美を。仕事終わりの一杯、ほんの少し贅沢なスイーツ、気晴らしの買い物、風呂場でのんびり、何かしらの小さな楽しみをご褒美として・・・。
小さな出費でもチリも積もれば何とやらですが、これも仕事を続けていくため、明日のエネルギーのため、必要経費といえるものではないでしょうか。自分に対するご褒美というものは。
ちなみに・・・自分へのご褒美で乗り切っている毎日は、今の自分の姿は、納得行く状態でしょうか?もし、今が望む状態でないのなら、自分にご褒美をあげて気持ちが落ち着いたときにでも、自分の現状を分析してみましょう。
ビジネス活動に必要な経費
働いているということは、経済活動に参加しているということです。日々の経済活動には経費というものがつきものです。スーツや靴、時計など身なりを整えるものはもちろん、パソコンや携帯電話などのデバイス機器、接待のための飲食費用、広告宣伝費、その他、売上を作るうえで必要な支出というものが何かしらあることでしょう。
これらは、商品を作るための材料で、さらにこの材料を使って商品を提供するために、我々人間が時間を使って完成品を作り上げる必要があります。アポイントを取ったり、excelなどのツールを使って作業をしたりですね。そのための時間も人件費という経費です。
金銭的コストや時間的コストは、売上に対する効果が低ければ抑えていく、というのがビジネスでは当たり前の行動になるのですが、それらを抑えていくにあたって忘れてはいけないコストが存在します。それは、精神的なコストです。
精神的コストという存在
ストレスをどのくらい感じているのか
精神的コストとは簡単にいうと、活動を行うことで感じるストレスの量です。活動を行うことでストレスをあまり感じていないのなら精神的コストが少ないといえますし、ストレスを強く感じている状態なら精神的コストが多いといえます。
例えば、データ整理という業務があったとします。AさんもBさんも30分で求められる水準の仕事をこなしました。Aさんは特に何も感じずに仕事を遂行できました。また同じ仕事をお願いされても特に問題なさそうです。しかし、Bさんは嫌で嫌でたまらなかったものの責任感で何とか仕事を遂行しました。また同じ仕事をお願いされたらきっと憂鬱になることでしょう。
Aさんは細かい作業が好きで、使っているツールも気に入っているツールです。また職場の同僚とも属性が同じです。しかし、Bさんはどちらかというと大雑把な性質のためか、職場の同僚ともウマが合いません。ツールも使えないわけではないものの、もっと自分が使いやすいツールがありますが、職場では認められていません。
こういった場合、AさんとBさんであれば、Bさんのほうが精神的コストが高いと状況といえるでしょう。Bさんの精神的コストが高くついてしまうのは、Aさんに比べて適性がないからです。
仕事の適性と自分へのご褒美
それでも、嫌なことをやらなくて済むのならさほど問題はありません。ですが、同じ職場にいて同じ条件で雇われているのなら、同じような仕事を処理しなければならないことがほとんどでしょう。
そうすると、Bさんは適性が不足している分ストレスを多く感じてしまうため、そのストレスを発散したり誤魔化したりするために、腹痛に堪えながら、頭髪をもぎ取られながら、Aさんよりも「自分へのご褒美」を与えることになります。
車に例えると、エンジンが仕事に必要不可欠な「モチベーション」だとしたら、そのエンジンを動かすために必要なガソリンやオイルが「ご褒美」です。Aさんはさほどご褒美が必要なく長距離走れるけれども、Bさんは定期的なご褒美の給油がないとすぐにエンストしてしまうのです。
ということは、自分へのご褒美が必要な度合いが頻繁だったり、リフレッシュに必要な時間が多かったりするのは、ストレスから逃避したくてたまらない状態を無理やり向き合っている状態ということなので、精神的コストが高く、仕事の適正が足りないということが分かるのです。
精神的コストを測る方法
ただ、この精神的コストを把握するのは簡単なようで難しいです。自分では大したことない精神的コストだと判断していたものの、思いの外自分のメンタルが豆腐でダメージは深刻かもしれません。
夜の晩酌などもそれと同じで、量が多くなったりしていたら、自身の精神的コストが多くかかっている状態と言えるでしょう。
さほど問題がないときは、食費を抑えたり、コーヒーを飲む回数を減らしたり、ということが収入に合わせて自然とできます。それが、うまくできないときは精神的コストがかかっている状態といえるでしょう。
実際にその精神的コストを計る方法のひとつとして、何もしていないときと、その仕事や行動をしたときに、自身の行動のなかで、買い物や時間の消費したポイントを思い返してみてください。例えば…
- 煙草の本数が増える
- 酒の量が増える
- コーヒーやエナジードリンクが増える
- スイーツでの癒し回数が増える
- 漫画を読みたくなる
- 外食が増える
- 友人との電話やメール等で愚痴や自慢が増える
- 休日ダラダラと過ごす時間が増える
- 無駄なネットサーフィンの時間が増える
- 音楽をダウンロードする回数が増える
などの行動を思い返してみてください。何もしていないときと、その仕事や行動をしたときに、どのくらい、その消費活動が増加しているでしょうか?この増加分が精神的コストを測る方法です。どうでしたか?思い当たる点があったのではないでしょうか。
精神的コストが高いときと低いときの行動の違い
私の場合でいうと、飲食時代の業務の終わりにコンビニで新商品のグミを毎日買ってみたり、外食に舌鼓を打つ毎日だった気がします。残業後のラーメンが染みるんですまた。1:00くらいまでの遅い時間も空いてますからね。
そして、家へ帰ったあとのマ●ントレーニアやコンビニスイーツが欠かせませんでしたし、休日は街までレッツショッピングの日々でした。副業に手を付けることすら出来ていなかったです。
今では、コンビニでスイーツを買うことはほぼないです。家に直帰します。ランチもパン1個で事足ります。本当は足りていないけど、さほど無理なく我慢できます。
そりゃあ美味しいランチは食べたいですし、毎食舌鼓を打ちたいものです。それでも、そのような欲望を抱えながらも、食費を抑えたり、コーヒーを飲む回数を減らしたり、ということが収入に合わせて自然とできたりするものです。
精神的コストの高い今の環境は変えていこう
今の環境を変えるためのアラート機能
自分へのご褒美の費用や時間が高くついているなぁ、と思うときは今の環境を変えるためのアラートと捉えてはどうでしょうか。「頑張っている」という感覚がない方が精神的コストがないといえるでしょう。
自分へのご褒美が少なくて済む状態が望ましい
精神的コストが高く心豊かな生活という利益が出ていないなら、環境を変えるときが来たのかもしれません。理想的な働き方の1つ、自分へのご褒美が少なくて済む状態が望ましいのです。
行動を起こすときなのかもしれない
働き方を見つめ直すよいタイミングかもしれません。ハローワークや転職サイトを意識するときは来たかもしれません。