休日に計画がはかどらないとき、疲労や不調が蓄積している

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はじめに

どうにも計画がはかどらないときないですか?

平日は仕事に結構な時間を費やすのが忙しい現代人です。家に帰る時間がもはやちょっと長めの休憩だったりする人は、ブラックな職場なのですぐに旅立ちましょう、と言っておきつつ、忙しい平日を過ごしていると、休日が楽しみですね。

平日ではなかなかできないこと、まとまった時間が必要なこと、そういったことは休日にやりたいですね。遠出をする計画なんかもいいかもしれません。家族揃っての外食なんかもいいかもしれません。

いざ、計画を立てたならば週末に向けてどんどん顔はニコニコしてくるかもしれませんね。私は目の下のクマが少しずつ濃くなっていきます。

さて、いよいよ待ちに待った休日がやってきたとします。

しかし、いざ休日に入ったとき全然頭が働かなくってやりたかったはずの勉強や副業、将来に向けての準備、外出の計画、部屋の掃除などが全然進まず、ついついダラダラとインターネットで今不要な情報収集をしてみたり、別に今必要ない知識を吸収してみたりしていないでしょうか?

平日の過ごし方

平日に計画していた休日の予定を守れていますか?

平日には、欲求の抑圧、脳の活性化、みなぎる底力の錯覚、大量のカフェイン摂取、で仕事モードを維持しています。いわば戦闘態勢です。そうやって、戦闘態勢に入って何とか日々のタスクを処理しているものです。

しかし、計画を実行する休日は「OFF」です。いくら仕事だと言っても、脳は勝手にスイッチを切ります。にもかかわらず、仕事モードの自分で休日のタスクを想像してしまっているものだから、休日の予定はオーバータスクになってしまいます。

休日に入ったらアレしてコレしてとスムーズにこなせたときの仕事くらいの見積もりで計画を立てても、思うようにできるのは月1回くらいではないでしょうか。おそらく連休があるあたりの週かそこらか。計画どおりできたときは、ものすごく自分を称賛してあげたいくらいにすべてがうまく回ったときくらいではないでしょうか。

なんとか計画どおりできたとしても、次週の月曜はとんでもなく疲労感を感じるスタートになったりしました。月曜から疲労がピークになってしまうと、もはや何かしらの修行なのと、ミスが増えたりするのとで、これはまずいと思ってあまり日曜に予定を詰め込むことはやめました。

思いのほか疲労は蓄積している

あなたの仕事がデスクワークであれば、週末に向けて確実に、むしろ水曜くらいに、脳疲労はかなり蓄積しており、週末にはピークを迎えます。定時で帰ったとしても、脳疲労は蓄積しています。 定時で仕事をこなそうと、かなり集中して作業を行っているはずですから。

さらに、残業などしようものならその分疲労は上乗せです。かつ、デスクワークのため同じ姿勢でずっと動かないため、運動不足にもなりがちです。足のだるさや腰のだるさ、まるでコンクリートのような肩の硬直、夜中のこむら返りに襲われます。

あなたの仕事が肉体労働だったとしても、週末に向けて確実に、乳酸は蓄積し、週末にはピークを迎えます。強靭な肉体を持つ者は、疲れをモノともしない気もしますが、気のせいです。筋肉疲労は蓄積しています。 生活で身につけた筋肉は強いと言われるのは、それだけ継続的に筋肉がトレーニングされてしまっているということですから。

無理のない休日の計画

1日はリフレッシュする時間に当てるしかない

まあ、疲れが溜まっていようと、休日にやりたいことがあるなら、予定を実行せざるを得ない理由を作ってやればいいだけです。友人を誘ったり、サービスの予約をしたり、他者を予定に組み込めば自然と疲れていようが実行することができます。仕事モードの維持ですね。

しかしながら、副業や家の書類仕事など、何かしら頭を使う内容であれば、疲れの影響をダイレクトに受けます。脳を使うタスクは疲れの影響を大きく受けますし、気合でどうにかなるものではありません。

どこかに遊びに行くというリフレッシュ計画が実行しやすいのは、平日の行動と異なる思考のためです。人間関係に平日疲れているなら、休日は一人になりたいですし、平日に寂しい思いをしているなら、休日は誰かとパーティ(?)したいものでしょう。脳は平日の繰り返しに飽き飽きしているか、思考の切り替えにうんざりしているのです。

なので、もし休日にやりたいことのタイプが、平日の行動と同じタイプの内容なら、休日の半分はリフレッシュに当てるしかないと割り切った方がよいでしょう。土日が休みなら、土曜は完全なリフレッシュに当てるしかない、ということですね。

リフレッシュするなら日曜の半分を完全にオフにします。日曜の半分にはストレス発散や好きなことを完全に許すのです。 土曜も休みなら、土曜は仕事モードを継続しつつ、自分が現実的に実行可能なプライベートタスクを効率よくやりきります。ただ、自然な流れとしては、会社のことを忘れるために土曜の半分はリフレッシュに当てるたほうがスムーズかもしれません。

その無駄な時間も今の自分には必要な時間

いやいや、そんなに悠長なことは言っていられない。時間は有限だし、気合で何とかするしかない。 心と身体の休息のためにダラダラした時間が必要だといっても、単純にその時間を有意義に使っている人と比べると良い時間の使い方でないのは明白。

いかにやりたいことに時間を費やせるかが満足感高い生活のため大事なことです。 何かしらの作業や趣味は目的意識を持ってやった分だけ自分の血肉として残るのは当たり前ですからね。 特に、副業でも勉強でも量をこなさなければならない時期は。

とはいえ・・・

休むことも仕事のうち

もし、特にやりたくもないはずのことに時間を費やしてしまっているとしたら、疲れてしまって本当にやりたいことをできる状態ではなくなっているのです。

やりたいことなのにできないのは、やりたいという欲求が価値を感じさせるため、やり始める精神的負荷が高いからです。皮肉なことに、特にやりたくもないはずのインターネットサーフィンやスマホゲームがやり始める負荷が少ないからなのです。

残念ながら、疲れは気合でどうにかなったりはしないのです。1日だけなら何とかなるかもしれませんが、その分次の日に疲れを持ち越しているだけなので、いつかは限界が来ます。無理して体調を崩してしまっては、結局何もできない時間が発生してしまいます。

計画がはかどらないな、と感じる日は思い切って休むのが長期的にみると効率的です。気持ちだけが空回ってしまっているときは、タスクに1時間~3時間の昼寝を組み込んでみるなどして、疲れを何とかしましょう。「休むのも仕事のうち」という言葉を頭で唱えながら。

変えるためにはどこがポイントか

しかしながら、心と身体の休息のためにダラダラした時間が必要だといっても、単純にその時間を作業に充てられる人と比べると遅れが出てしまうのは明白。

特に頑張り時は、そうこう言ってられません。脳はサボる癖があるので、甘やかしすぎるのもそれはそれでだるいままです。やる気があればダルさがなくなることも大いにあります。

やる気を出すために

やる気を出すためには、大きめの音量で音楽を聴くのがおすすめです。このとき、大事なのは聴きたいなと思っている音楽を選ぶことです。

また、聴きたいなぁと思っている音楽がないときは、いっそ買ってしまいましょう。1個買ったところで250円です。タピオカジュースを買うものだと思えば安いものです。多分。そのモチベーションは、たとえ一時でも、やる気のない1日を過ごした悲しみに比べれば価値のあるものです。

仮に、聴きたいなと思っている音楽を聞いてもうるさいと感じるだけであったりしたら、結構疲れているサインです。その場合はもう寝るかリフレッシュするしかないです。休むことも仕事のうちということです。

疲れにくいように体力を付けたり、限られた時間で以下に集中するかという組み立てを考えることが先決かもしれません。

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