訓練終了と訓練で得たもの【職業訓練を受けてみた:その7】

訓練が修了するとき

働きについてのフィードバックを終えて

考えるポーズを駆使してインターンでの仕事も1ヶ月で終わります。取り組む光景だけなら一人前といった所でしょうか。インターンが終わる最後には、評価シートみたいなものを貰うことができました。現場で働いている人が自分に足りない所を指摘してくれるので、それを意識してこれからの活動に役立てるとよいでしょう。

まあ、足りない所が分かっていてもどうしようもないこともありますけれども。どうにかこうにか、足りないものには時間を注ぐしかありません。

職業訓練修了式

職業訓練もインターンが終われば、最終日を迎えることになります。なお、インターンがない場合は講座が終わり次第修了となります。修了式がある当日は、求人に関する説明や提出作業がありました。

訓練開始から修了までは、本当にあっという間で、少しの間でしたが学生気分を味わえるいい期間でした。そして、学校の人から、就職活動の心構えについてと頑張って下さいという言葉を頂き訓練は締めくくられました。

修了式が終わった後は、施設に入ることはできません。実際に入ることはできますが、生徒として入ることはできなくなります。

ポートフォリオを出力する

終了後、ポートフォリオを出力するためプリントショップへ行きました。ポートフォリオを出力する際は、家庭用プリンタでは心もとないので、キンコーズなどの出力センターでプリントアウトします。ポートフォリオ自体はできていても、郵送する場合など、1つでは足りないですからね。

もう、この時は私たちは訓練生ではなく、パソコン教室などは使えません。よって、プリントもできません。ポートフォリオ出力の際は、設定などがよくわからず、学校では1部だけ出力できました。

そうそう決まらないことを覚悟して、ポートフォリオを刷っておく必要があります。求人サイトなどであれば、まずはポートフォリオサイトだけで構わないでしょう。面接に行く際に持っていくくらいで、数点の予備があればいいでしょう。

旅立ちの時

そしてまた無職へ

4カ月の間、授業以外では飲み会や食事会などもありましたが、それぞれ年齢や思いや目的、色々違いがあって面白かったです。講座を受けている人が同年代でない所が職業訓練校の面白いところでもあります。

さて、これで…

私はまた、晴れて立派な無職となります。訓練が終わったからには、いよいよ、就職活動の開始です。

訓練で得たもの

簡単な仕事とはいえ、実際に取り組んでみて、イラレにおいてはパスファインダを使っての図形作成やガイドにスナップさせて正確な図形作成の方法を。フォトショでは、調整レイヤーを使っての色調補正(主にトーンカーブと特定色域の選択を使って)の方法を。素早くペンツールで画像の輪郭をトレースする方法を。

これらの作業としてよく使われる工程を学ぶことができました。完全に未経験だと、この時点では、スピーディな動きなどは全然できない状態で、ショートカットキーをそつなく使うことなどまだまだでしょう。

ここから、ポテンシャル採用を狙って正社員を狙うか、簡単な作業を求められているアルバイトで細かな作業から入るか、といった形になるかと思います。

ここからが精神的な頑張り所です。多分。

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