デザイン関係の講座は人が集まる【職業訓練を受けてみた:その1】

職業訓練を受講するにあたって

面接があって倍率もそれなりにある

雇用保険の受給期間の間と重なっていれば、学校に行き勉強しながら給付を受けられるシステム、職業訓練。しかしながら、この職業訓練には面接があり、それに合格しないと受講することができません。私は、ものづくりの仕事がしたかったので、IllustratorやPhotoshopのソフトの使い方が覚えられるDTPやWebやデザインとつく講座を希望していました。

デザインの訓練は、なんと人気があることでしょう。デザインという響きの心地よさとオシャレな雰囲気、また、デザイナーという仕事内容の魅力でしょうか。それとも、デザインをやろうと思ったら、何かしら学校というものに通わないといけない気がするからでしょうか。

人気があるということは当然厳しい道が待っている

ただでさえ、デザインなどの人気は高い気がするので、お金を払わなくていいなら人が集まるのも当然ですね。まあ、就職につながるとは思えない、よくわからない訓練も多いので、割りとまともで使えそうなデザイン関係の訓練は面接の倍率も他の訓練にくらべると高めです。

大体ですが、定員の3倍〜7倍となっていたでしょうか。DTPはともかく、Web関係の訓練は、なかなかハードルが高いものでした。これは、ものによって、場所によって違うと思いますので、ハローワークで確認するとよいでしょう。

講座はDTPだろうとWebだろうと、まずはクリエイターの基礎的ソフト「イラストレーター」と「フォトショップ」を使えるようになれればいいので、タイミング的にちょうど開校されていたWebデザイン訓練の面接を受けることにしました。

職業訓練の面接に向けて

面接のチャンスは何回あるのか

私のときで、デザイン系を狙うとすると 給付金と受講のタイミングが重なる条件で訓練の面接が行なわれる機会が3回ありました。雇用保険の給付金のタイミングと重なっていないと、職業訓練の期間、もらえるお金がなくなります。

1度目がWeb、2度目と3度目がDTPで行くことにしました。私は、面接がとても苦手でしたが、さすがに3回もあれば、面接の苦手な私でも何とかいけると思いました。無理だったら、適当なアルバイトしながら勉強するしかない。そう思って、勉強をしていました。給付という目的もあったのですが、仮に専門学校などに行くとしたらバイトは欠かせないだろうとすると、単純に制作に関することを勉強する時間が少なくなるので、受けたいと思っていました。

1度目の面接

そんなこんなで、あっという間なもので…気づけば1度目の面接の日が来ました。面接は集団面接です。面接なので、色々細かく聞かれると思っていたので特に暗記するなどの対策はしませんでした。

と思ったら、
な、なんということでしょう。

退職理由からの志望動機と
訓練を受けたとしての就業希望方針、

上記のような質問だけで終了してしまいました。なんということでしょう。制作に関する単語ばかりを散りばめて、よくわからないことしか答えられませんでした。周りの人は「うんうん」と頷いているものの、間違いなく「うんうん」ではない回答をしてしまいました。と、いうことは、それさえ頭に叩きこんでおけばいいということの裏返しでもあります。(訓練所によるとは思いますし、変わるかもしれません)

次の面接の機会にはしっかり覚えていこうと悔しい気持ちで帰り道を歩いていました。面接は久しぶりでかなり緊張しました。私のように面接が苦手な人は、実際に喋ってみて考えを口に出す場数を踏んでカバーしておきましょう。間違いなく話すことができません。

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