禁煙のための理由をまずは考えようと思う の続きです。
禁煙までのステップ
まずは節煙から
タバコをやめるにあたっての方法はどうしようかと思いました。
・少しずつやめる
・スパッとやめる
と、やめ方が考えられますが、私は少しずつやめることにしました。スパッとやめるほうが楽!みたいな情報もありましたが、これまでに節煙はして、うまくいっていたので節煙をすることにしました。やはり、何事も痛みを伴うときは少しずつです。
以前は、何かの作業をするたびにタバコに火をつけていました。PC作業の時、手が止まったタイミングでライターに火をつけ、タバコを吸いながら思考を巡らせます。しかし、ある日ノートパソコンがやたらと黄色くなったりしていたことが嫌になって、パソコンなどの機器の近くでは吸わないようにしようと思いました。
あと、いつでも吸えるという状態だと、無駄に吸っている本数というものがあり、作業をしながら、少し詰まったらタバコに火をつけていたので、作業が進みだしたら、灰皿の中で、勝手にタバコが燃えていって、あまり吸っていないのに本数が増えていくという状態でした。それで、気がついたらまた新しいのに火をつける、と。
少しルールを作る
それから、吸いたいときは、換気扇の前に行って吸うようにしました。最初はいちいち換気扇のところに行くまでが面倒でしたが、慣れてくると調度良い休憩のタイミングとして自分のサイクルとなっていました。このタイミングで、水分を補給したり、考え事をしてみたり。
そうすると、これまでは、何分かおきに吸う必要があったものが、1時間おきくらい吸わなくてよくなりました。換気扇で吸うというルールを作ることで、1時間に1本のペースに落とすことができました。1日2箱から減って1箱いくかいかないかくらいになりました。
身の回りにいたタバコをやめた人たちの話
今回は、完全にタバコをやめることが目標です。
知人や同僚でタバコをやめた人たちの話では、特に苦戦した様子なく語っていたので、実はさほど苦戦せずに自分もやめられるのではないかと少なからず甘く思っていました。その人達はスパッとやめたようでした。それも聞いた人みんな。
「いや、なんか普通にやめれたよ?」「やめれねぇのは根性なしよ!」そんな感じのセリフを聞いたか聞いてないか忘れましたが、少しずつ無理なくやめようと考えている私とは、どうやら考え方が違うようです。残念ながら、あまり参考にはなりません。私は意志が弱いのです。
意思を強くもってやめることは大変だと想像はできたので、少し工夫はすることにしました。自分の意思はすぐ揺らぐであろうと思ったので、自分の性格を考慮し、何かしらのきっかけを作ることにしました。
これまで「よし、禁煙しよう」という試みはことごとく失敗してしまっていたからです。
変化を起こすにはタイミングが重要
引越の時が禁煙のチャンス
タバコをやめようというタイミングにおあつらえ向きに、引越のタイミングがありました。
これまでの汚く染まった壁紙の部屋では、自分を律するものはありません。なので、引越の時、きれいな壁紙の環境へ飛び込む時がチャンスだと思いました。何事も最初が肝心。
壁紙が汚れたことで敷金が残念なことや、悪あがきで壁を掃除した時の疲れ。これは嫌な体験です。その時の嫌な気分をしっかり心に刻み込み、「もう二度と壁を黄色く汚すことはしない」と決意しました。引越し時、タバコは換気扇とは言わず、絶対外で吸うというようにしました。ベランダでも禁止です。
これは、2つのねらいがあります。まず、外にいちいち出ないと吸えないということで、面倒くさがりな自分はこのルールによって自然と数量を抑えることになるだろうと思いました。そして、外に出て吸っていると、誰かに見られてしまいます。結構な頻度で吸っていると、どこかの誰かに覚えられてしまいそうです。人の目が気になって、抑えることになるだろうと思いました。
引越し後に節煙をスタート
引越を終え、私は、タバコ節煙生活のスタートをしました。このときに発見できたこととしては、どうしてもどうしても吸いたいときは、私の場合3回に絞られることが発見できました。どうやら、昼食後と夕方と夕食後(遅め)が自分がどうしても吸いたいときでした。
寝起きは意外に大丈夫でした。まずは1日3本にすることにしました。すると、どうでしょう。1本のありがたみを感じます。外の空気を感じながらの一服。たまりません。作業をした後の一服は、何者にも代えがたい価値観へとなっていたようです。
しかし、今回こそは失敗しないように工夫もしているつもりです。そのかいあってか、まず1日の本数をグッと減らすことができていました。
体調に違和感を感じる
そんな、タバコを減らした生活を始めてから1週間経たなかったころでしょうか。思いの外、苦戦せずやめられそうと思ったのですが、少し誤算で、節煙を始めた段階で私の体に変化が起きました。この時はタバコが原因とは気付いていなかったのですが、どうも今までと感覚が違うのです。
その感覚とは、日中とても眠いのです。
タバコ禁断症状らしきものを体験する
覚醒のお供ニコチン
タバコを節煙し始めたとき、私は結構強めの眠気に襲われるようになりました。起きていても何かボーッとするのです。引越の疲れと環境の変化によるものも多少はあったかもしれませんが、日中が最も眠かったので、ニコチンも切れていそうなタイミングといえば、そのタイミングです。
少し調べてみると、ニコチンは目覚めの時に必要な脳の働きの代わりをしているようで、タバコを吸っている人は、脳みそがニコチンのせいでサボってしまうようです。そのため、覚醒の役割をしていたニコチンが脳からいなくなることで、いままでサボっていた脳みそだけでは、なかなか頭を起こせなくなっているようなのです。
この眠気はなかなかに困ります。可能であれば、禁煙は繁忙期は避けたほうがいいかもしれません。もしくは、仕事に支障が出るくらいなら、一旦諦めてもいいかもしれません。または、医師に最適なプランを相談しするのも手でしょう。というしに、本気でやめたいとき、仕事をしていると、どうやらこれが、禁煙を挫折させる一つの要因、「禁断症状」というわけかと思いました。あくまでも自己判断です。
数量が一気に減ったということがポイントかもしれない
完全に禁煙したときに禁断症状が出るかと思っていたのですが、私の場合は、節煙の段階で出たようです。おそらく、グッと本数を減らした段階でニコチン量もグッと減ったからかもしれません。
まだ私の場合は、何か眠く物事に集中できないというものでしたが、ひどい人だと強烈な眠気によって仕事を行うことすら困難だということらしいです。これは、業務が忙しいタイミングに禁煙することは相当に困難だろうと思われました。暇なとき、仕事を変わる時などが本当にタバコをやめるチャンスです。
暇なときを狙わないと厳しいかも
繁忙期になったら、禁煙は諦めて、次の閑散期に挑戦するようにしたほうがいいかもしれません。繁忙期は忙しいゆえのストレスもきっと多いと思うので、なかなかタバコを我慢するのはキツイと思います。
仕方ないので、この眠気としばらく闘いながら、禁煙への道を歩みます。
禁煙1ヶ月目の体感を書いておこうと思う に続きます。