飲食業の社員スタッフとして社会人をスタートする
一日の営業活動
飲食業で働くということは、学生のときに経験している人も多いのではないでしょうか。大体のところが、少数の店長社員スタッフと飲アルバイト複数のスタイルで、アルバイトを入れ替えながら一日の営業活動を行う働き方をします。
私はその飲食業の社員スタッフとして、社会人スタートしました。何となしに大学まで進み、何となしにアルバイト経験の延長から就職。アルバイトでの飲食勤務は主に、調理、接客などを行いますが、社員としての飲食勤務はアルバイトの人を管理したり店舗単位で販促を考えたり、マネジメントが主な業務になります。
社員生活をスタートするまでには
求人に対する応募は、グループディスカッションや面接をクリアすれば内定という流れでした。学生時代に飲食店でのアルバイト経験があり、面接でよい「笑顔」を出すことができれば、飲食の採用試験においては、スムーズな流れで進めることができるのではないでしょうか。
アルバイト経験があるのであれば、志望動機もそこで得た喜びが〜などと考え、それをしっかり伝えることができればよい結果へと繋がるでしょう。また、どういった店舗にしていきたいかなど、具体的なイメージがあれば自分の目標を語るといいでしょう。
さて、飲食での社員業務をスタートするとして、管理する立場となると残業はそれなりに多いですし、見本とならないといけないプレッシャーも強いです。
休みでも、店舗は動いているので状況によっては出なくてはいけないこともあります。あと、店舗運営の改善点をやろうと思えばいくらでもやることがあるので、働く時間が増えていきがちです。社会に出ての新人というものは効率も悪いですし、もちろんやらなくていい仕事もあったとは思いますけどね。
飲食店に勤務するということ
シフト制のなかで働く
勤務スタイルとしては店舗で働くタイプの社員であればシフト制になります。数名のスタッフとで、出勤日を調整して必ず社員が出勤する日があります。店舗営業において、売上と管理が並び立っていれば、きちんと休みが取れますし、店舗の店長次第で時折土日を休みにすることもできるので、友人との約束なども可能です。
飲食業のひどい所はひどいでしょうが、私の勤務していた所は割りとしっかりした体制になっていたのではないでしょうか。まあ、これも店舗の店長次第ではありますし、また、配属される店舗次第でもあります。
高校生の時も大学生の時もアルバイトは飲食業だったので、まあ、そんなに楽な職場でもないだろうし、社会というものはある程度の黒さみたいなものを持っているものだろうとも思ってはいましたし、働くことについての自分のあり方を作るのにいい基礎になったのではないかと思っています。ちなみに、その時の職場では休憩室で社員が寝たりしていました。
キツイかもしれないなかでのちょっとした楽しみ
そんな中でも自分で販促を考えてチラシを作ったり、家に帰ってちょっとしたものづくりをする事が楽しかったです。ただ、やりすぎるとそれが楽しすぎて、自分の世界に入り過ぎて、本来の仕事が憂鬱になってしまいます。基本的に、接客とかアルバイトの教育とか活気ある雰囲気作りとかオープンな仕事が多いからでしょうか。
キツイと噂の飲食業ですが、たしかにキツイです。私の場合、徹夜はなかったものの18時間くらい仕事場にいたことありますし、繁忙期は顔が土色になっている人もいました。アルバイトが確保できなくて12連勤とかしていた人もいましたが、それでも、その時はさほどキツイとは思っていませんでした。社会に出て最初の仕事だったのもあり、それがアベレージでした。ただ、いまはもう。。
イメージは悪いような気がするけど
空気感としては若めかもしれない
キツイイメージがあるかもしれない飲食店に勤務することで、良いところを述べるなら、アルバイトスタッフとのやりとりや店長の働きによっての「結果」を、間近でみることができる、または、実際に感じることができるので経営、人材活用の基礎になるところですかね。(これは店長次第、自分次第ですが)
あと、若いエネルギーが多いので嫌でも若い気持ちでいられます。だからでしょうか、私は飲食店での勤務期間分、精神的に若干若い気がします。年上の人と関わる機会が少なかったので、大人らしい成長は重ねられなかったのかもしれません。まあ、いい意味での子供の気持ちはずっと持ち続けていきたいですね。そのほうが、柔軟な発想ができると思うので。
ちなみに、マネジメント要素のある飲食業務に携わる場合はコミュニケーションが大事でもあり基本です。ただ喋るだけのコミュニケーションではなく、やって欲しいことをやってもらう為のコミュニケーションです。何かしらのリーダー経験や人と話すことが好きな人などはその点、アドバンテージがあるのではないでしょうか。
働くメンバーと条件と
飲食業に務める際、おそらくメンバー構成として、高校生や大学生と主婦、フリーターなどです。そういった人たちを率いるのが、社員の役目です。学生が多い所や、地域によってはモラルが低かったりするので、そういった面の教育も社員の仕事です。ピアスなどをつけている従業員には注意したり、当たり前ですが、サボっていたら注意しないといけません。しかしながら、しっかりと注意するということができない店長もいたように思います。
年収としてはおおよそ300万そこそこくらいなのではないでしょうか。基本給に残業代と賞与を足す感じです。賞与は業績によります。住宅手当が出るなど、福利厚生が良い所であれば割りとお金を溜めることも可能だと思います。私はといえば、これはあまり得意とは言えない所なのですが、そういった分野に対して必死で取り組んでいると、なかなかのやりがいになっていました。いい感じで、仕事とはこうあるべきといった仕事観のベースが形成されていきました。
ただ、ある程度仕事をこなせるようになってきたあたりからこう思うことが増えてきました。
本当に自分は100%か?と。