習慣がないことを習慣にするとき、最初はとても大変だ

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新たな習慣をつくることにした

デザインのためには少しは絵を書く必要があると思い込んで

職業訓練受講が決まって受講開始までの間、デザインの為になるかどうか、別にさほど必要ないかもしれないけれども、絵を書く力は少なからずいると思ったので、スケッチなどをしてみることにしました。30秒ドローイングなどでスケッチをしてみることにしました。

幼いころは絵を描いたりすることが好きだったはずなので、少しワクワクとしていました。しかしながら、いざ描き始めてみるととんでもなく苦痛でした。なぜなら、全然描けないからです。頭は大人へとスライドしているにもかかわらず、実際に描く手の動きは子供のまま。

ネットで厳しい現実がつらつらと書かれているのなんかを見ると、すぐにガラスの心臓にヒビが入りますが、現実は厳しいのでそう簡単に思うように描けるはずはありません。しかし、やると決めたので、やると決めたらやるしかないです。

つらいこととなると、人間逃げたくなるものです。隙があればゲームしたい気持ちに苛まれてしまいます。そんな誘惑を断ち切ろうと、ネットを開けば無料コミックなどを読んでしまいます。残念なことです。

これまでにない習慣をつくる

私のように、いままで絵を描く習慣のない人がいきなり絵を描き始めたとき、最初の難関は毎日、一定量を描くということです。こういうイメージで描きたいと思ってもそれを形にできない。モデルの形をそのままざっと描きたいけど、思いのほか時間がかかる。

これは、想像以上に苦痛でした。悩んでいるうちに1、2時間経っていることなどざらでした。せめて、ささっと落書きができるくらいにはなりたいものです。技術の方法うんたらよりも、下手で仕方ない自分が続けるためのモチベーションアップの方法が必要と思いました。

また、これまで行なってこなかったことを行うには、何かをやめる必要があります。私の場合はゲームだった訳ですが、一日の時間の使い方を再構築する必要があります。

モチベーションアップのために用意した方法

雑でも記録すること

そこで、モチベーションアップのため、自分が絵を描いた量をポイントにして毎日記録していくのです。そして、合計を経験値として数値化して眺め、迷ったときに、心の糧にしようと思いました。

めんどくさいとやらなくなるので、スケッチブック1枚につき1ポイント。というように、わかりやすく単純な計算にしました。モチベーションアップが目的なので、判断基準は優しめでも構いません。掛かった時間も単純に加点するようにしました。

行ったことの反省もしつつ

今日は、しっかりと書き込んだな。とか、しっかりと想定時間内に描けたな。などといったプラス要素があれば、その分さらにそれっぽいボーナス加点などとして、毎日、続けます。ポイントを稼ごうと思うと、雑でもとりあえず数を稼ぐか〜など色々やるうちに、気づけばそれなりのポイントになります。

上手くなっているかどうかわからない時がとてつもなく長く続くだろうという予測のもと、数字でやった感を感じるという方法でした。なんでもそうだと思うのですが、最初の感覚をつかむまでの期間が最も長くて伸びない時間だと思うので、何かしらモチベーションを保つ方法が必要なのではないでしょうか。

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